BKS Iyengar (アイアンガー師)

 ヨガ歴史上最も偉大なヨーギ(ヨーガ行者)の一人、

 

  1918年12月14日インド南部・カルナタカ県(Karnataka)ベルール村(Bellure)に13人兄弟の11子として生まれる。幼少期厳しい病に見舞われ、それを克服するためにヨガの練習を開始した。
 義理の兄で現代ヨガの父と言われるクリシュナマチャルヤ(Tirumalai Krishnamacharya、1888-1989)師のもと長年に渡る修練を積む。

 1966年204のポーズを約600枚の写真付で教授するヨガのバイブル『Light on Yoga』(和訳:ハタヨガの真髄:白楊社出版)を出版、ヨガ界に衝撃を与え、名実ともにヨガ史上最も偉大なヨーギとなった。当初は23か国語に翻訳出版、現在もヨガのバイブルとされる。その他著作多数。


 アイアンガー師は、人間の心身を知り尽くし、ヨガがもつ正確な効果が最大限にもたらされるよう研究・分類・整理した。その過程で開発した独自のプロップ(道具)は万人に対し、アーサナの完成度、ヨーガの恩恵を最大限にする。

 1975年南インドプーナにラママニアイアンガーヨガメモリアル学院(Ramamani Iyengar Memorial Yoga Institute)を創設。10年近く待たねば訪れられないほど精鋭した名門校として、世界中のヨガ指導者にインスピレーションを与え続けている。

 師は疾患をヨーガで治癒するセラピーヨーガを体系、発展させ、2004年にはTime誌上「世界で最も影響力のあった100人」に選ばれる。

 

 2014年8月20日に永眠。

"Props are to feel the āsana. But I never say that they should be used on a permanent basis. Props give the sense of direction. When sense of direction sets in, I want my pupils to do the āsana independently sooner or later... The props are meant to give a sense of direction, alignment and understanding of the āsana". (70 Glorious years of Yogācharya B.K.S.Iyengar) 

道具はアーサナを感じるためのものだ。しかしそれを恒久的に使うべきだとは言っていない。道具によって方向感覚を持つ、それを身につけたら遅かれ早かれ(道具から)独立してアーサナを行って欲しい。道具の目的は方向感覚、正姿勢そしてアーサナの理解である(ヨガチャラヤBKSアイアンガー『70年の栄光』)